学校の様子

河野先生の学校訪問

2024.11.6 ブログ

上越教育大学の河野麻紗美先生の学校訪問がありました。町内小中学校全てにご来校いただき、学校運営や授業改善について一緒に考えたりアドバイスをいただいたりしています。

今日は、今年度2回目の学校訪問ということで、多くの教科の授業参観をしていただきました。

実験方法も自分たちで考えます。そして、自分たちの実験に必要なものを教卓上の用具類から選び実験に臨みます。「これ、必要?」「これがないと・・・」などとやり取りしながら道具を選択する様子は、とても楽しそう。

1年生の美術は、陶芸に取り組んでいました。使いたくなる焼き物というテーマでアイデアスケッチを描き、先生と制作の方向性について確認し合っています。「いいねー!」「すごいじゃん!」・・・とたくさんほめ言葉のシャワーを浴びている生徒たちの様子を見てうらやましく思えました。

3年生の社会科では、誰に投票すべきか・・・ということについて周囲の仲間と議論していました。A~Dの市長候補4人の考えやそれを実現するための予算等について喧々諤々熱く議論する様子が見られ、学びにのめりこむ姿にこちらもワクワクしてきました。「先生も一緒に考えましょう」と誘われ、一緒に考えてみましたが・・・どの考えも一長一短があるので難しい・・・。先生も一緒に考えたくなる問いっていいですね。誘ってくれた生徒の皆さん、ありがとう。

1年生の数学。既存の知識を使って、記号等で示されている図形を描きます。小学校での学びを思い出しながら、直定規、三角定規、分度器、コンパスなどを使ってどんどん描いていきます。こんなの簡単!!といった雰囲気。しかし・・・授業の最後に先生から・・・次回は、「直定規とコンパスのみで描きます」と言われ、生徒たちは「え?そんなことできるの?」・・・次回が楽しみです。

2年生の保健体育、バドミントンの授業。初心者打ちから脱したいと願う生徒たちは、テンポ良く次々に先生が示範する新しい打ち方に挑戦。写真は、背面でシャトルを打とうとしている場面。なかなかうまくいかないのに、生徒たちはとにかく楽しそう。簡単にできることより難しいことのほうが、チャレンジしがいがあって楽しいということでしょうか。

国語は、文法の学習。文法学習って、どちらかというと暗記で気分が重くなりがちなのですが・・・楽しく学習できる工夫がされています。

1年生の英語では、三人称単数現在の表現を使って、スリーヒントクイズを出していました。こちらもとっても楽しそう。

たくさんの授業を見せていただきましたが、どの授業も、生徒が楽しそうに学び、先生方が生き生きと授業に臨んでいることを河野先生に評価していただきました。