学校の様子
数学科研究授業
2024.2.28
ブログ
まず、2年3部の授業では、席替えの時に気になるあの子と隣同士になる確率について樹形図等の数学的思考・表現ツールを用いて検証していく授業でした。この授業では、問題把握のために動画を活用していました。この動画が大変よくできており、生徒たちは早く確かめたい!と主体的な学びへと誘っていました。結果、子どもたちは自然発生的なグループで探究し、多くのグループが解にたどり着いていました。
1年3部の授業でも確率の学習でした。1年生と2年生では、そのねらいが違っているようです。10円玉2枚を投げたとき、表表、裏裏と2枚そろう確率と表裏になる確率はどちらが高いのかという問題です。1年生ではこれを実験で検証していくことになりました。透明のビニールカップとフタ、10円玉が用意されていたので、とても能率的に実験できます。さらに、スプレッドシートに入力して、クラス全体の集計をすることで試行回数を増やしていくという取り組みです。同時共同編集というICT活用方法です。
8部2年生の授業も確率の学習でした。教室に入るとMHさんが駆け寄ってきて、私にくじを引かせてくれました。既にこの授業にのめりこんでいます。その後も皆一心不乱に?樹形図を書いています。具体物で考えられるように教材が用意され、追究方法が分かり、その具体的な手順が把握できていたからこんなにのめり込んで学習しているのかな、と思って参観させていただきました。