学校の様子

抜き打ちの避難訓練が行われました

2025.11.5 ブログ

本日4時間目に、「給食室から火災が発生した」という設定で避難訓練がありました。今回は、いつ訓練があるかを事前に知らされておらず、まさに実際の状況のような訓練でした。授業中に突然非常ベルが鳴ったときは驚いたと思いますが、その後はだんだんと落ち着きを取り戻し、無言で素早く避難ができました。避難後は消火訓練が行われ、各学年の代表生徒が火災を発見したときの対応を実演しました。まとめの会で校長先生が話された、「災害は忘れた頃にやってくるので、日頃から備えておくことが大切」という言葉を胸に刻んでおきましょう。

職員室にいた先生方で構内巡視の割り振りをしています。残留者がいないか確認をして避難します。

教科担任の先生方に誘導してもらって校庭に避難して整列しています。

整列後、担任にチェンジして、人員確認。そして、報告です。

今日は、消防署から訓練用の消化器をお借りして、初期消火訓練を行いました。各学年1名ずつの代表者による演習です。

学校長からは、

天災は忘れた頃にやってくる・・・物理学者で防災学者とも言われる寺田寅彦さんの言葉です。昨年も紹介しました。日々の備えの大切さを訴えている言葉ですが、私たちが油断しているときにこそ災害が起こり、慌ててしまい落とさなくてもよい命を落とすことにもつながりかねません。日頃の訓練や防災設備の点検等をこれからも大切にしていきましょう。消火器や火災報知器、消火栓等にいたずらする人は本校にはいないのですが、もし異常を発見した場合には、命に関わることなので、すぐに先生方に報告をお願いします。

などと話があり、「皆さんの覚悟と行動が、学校全体の安全につながります。これからも、どんな時でも自ら考え、冷静に判断し、安全に避難できるように心がけましょう。」と呼びかけがありました。

いよいよ寒くなってきて、火気を取り扱うシーズンの始まり。火災を起こさない覚悟を皆で持って過ごしたいと思います。